夏休みの思い出と写真
2007年 08月 17日
一泊二日の増毛キャンプ
渋滞を避けて朝6時半に家をでた。
増毛まで約80キロ。
8時に現地に着く。
インドアなまーさんは、海に行くことに乗り気じゃなかったからか
出発前からずーっと怒ってばかり。
しか~し、せっかくの夏休みだもん!
そんなことにはへこたれずに、水中眼鏡とシュノーケルを持って
いざ、海へ!!!
増毛は石と粒の粗い砂で、海水浴が出来る浅瀬の場所でも
水中眼鏡で海の底まで良く見ることができる。
シュノーケルをつけて少しだけ深いところで潜ってみると
海藻の周りで魚の群れが列をなして泳いでいて
まるで竜宮城に来ているみたい。
色んな形の魚がいて、触ろうと手を伸ばすと
あと少しのところで「サッ」と逃げられる。
あんまり楽しいので、私は時間を忘れてずっと海の中にいた。
水面に顔を出すと、陸地でまーさんがすごい形相で怒鳴っている。
どうやら、私が陸から離れすぎているのが気に入らなかったらしい。
彼の心配性と、私の向こう見ずな性格とは、まるで正反対。
もっとも、私の場合行き過ぎを止めてくれる人が傍にいなかったら
危険な人生を歩み、どうにかなっていたのかもしれないね。
それからは子ども達と一緒に、浅瀬で水中散歩を楽しんだ。
みんなものすごく興奮して、海の世界を思う存分堪能してた様子。
乗り気じゃなかったまーさんには申し訳ないけど、
やっぱり今年は子ども達を海に連れてきて良かった。
この夏最高のお天気に恵まれて、とても楽しい海水浴になったもんね。
そして午後からは、海水浴場から1キロ位離れた所にあるオートキャンプ場へ。
川に隣接したこのキャンプ場は、想像していた以上に清潔で快適な所だった。
(汚いキャンプはニガテなもんで・・・)
去年キャンプに行った時、300×300cmのテントで一家6人が寝るのは
少々狭くなってきていた。(子ども達が成長したからなのね)
それで今年は2~3人用の小さいテントをひとつ新調。
というわけで、ものすごい猛暑の中にもかかわらず、今回のキャンプは
テント二つとスクリーンテント、合計3つのテントを設営することになる。
子ども達は、一名を除いて戦力にならないため (その一名とは‘し‘のつく人)
ほとんど二人でやらなきゃならないから結構大変。
それから川で遊んで、バーベキューして、
お散歩がてら海に夕日を見に行って、近くの温泉にに入って・・・。
翌朝、カラスの鳴き声で5時に目が覚めちゃったんで、早々とテント撤収。
8時にはオートキャンプ場を後にした。
時間も早いので、暑寒別岳の登山口に向かってぶらりドライブ。
野営場のある登山口に着くと、私と、まーさんと、しい、の3人だけが車を降りた。
目の前にあった森の入り口を、ほんの数分だけ散策して戻ってきたら・・・なんと!!!
我が家の車が、スズメバチの大群に襲われていた!
車を襲うスズメバチを見て、びっくりして固まっている私の事には全く気付かずに
まーさんは、何も知らない様子で車に乗り込もうと、車のドアを開けて
身体の半分をシートに滑り込ませた瞬間、やっと目の前のスズメバチ集団に気が付くと
あわてて車のドアをバタンと閉めた。
続いて しい も、なぜかスズメバチには全く気付かずに、さっと車に乗った。
そして・・・、完全なる攻撃態勢のスズメバチに囲まれた車の窓が少しだけ開き、
その中からまーさんの怒鳴り声が響いた。
「こり~!早く乗れ~!!!」
って・・・ そう言われても。
どう見ても、20匹はいるスズメバチの大群が、窓ガラスをコツ、コツ猛攻撃してるのに、
その車に向かって行くってのは、いくら向こう見ずな私でもやっぱ無理ですよ。
それでも車がバックして、スズメバチの大群と一緒に私の方にに向かってきた。
そしてまた少しだけ運転席の窓が開いて、まーさんが叫ぶ。
「早く!!!乗れったらー!」
そんな事言ってもあなた、どんなに怖い声で怒鳴ったって
そこのスズメバチより怖くないってもんだよ。
「無理~!今は絶対無理~!」と私。
「じゃあどうすんだよ~!」
「走って追いかけるから、先にどんどん行って~!」
車が数十メートルほど走ると、車にまとわり付いていたスズメバチの数が減ってきた。
私はビーチサンダルを履いた足で、必死で車を追いかけて走った。
「今だ!」
走る車に飛び乗って、急いでドアを閉める。
アクション映画のスタントシーンみたい。
「はあ~危なかったね~。」
実はおかしくて笑い出しそうな私。
でも、まーさんはものすごい剣幕で怒鳴っている。
「だからこんな山の奥に入るのはやめようって言ったんだ!
俺の言う事をちゃんと聞いていれば、こんな危険な目に遭わずに済んだのに!
素人がこんな所に来たら駄目なんだからな!」
まーさんのパニックが治まるまでは、絶対に、ニコリともできないぞ。
その後もしばらくの間、まーさんの説教は続いた。
助手席で私は、神妙な顔でうつむきながら、でも心の中では
「あ~、びっくりしたけど、面白かった~。」って考えていた。
だって、思い出したら笑えちゃうよ。
もちろん何事も無かったから笑い話になるんだけどね。
気分を変えて、山の麓にある果樹園に立ち寄ってみた。
8月中旬だというのに珍しく、まださくらんぼがたわわに実っていたので
さくらんぼ狩りをさせてもらうことに。
シーズン最後という事で、6人で2000円でやらせてくれた。
ラッキー!
さくらんぼでお腹がいっぱいになってしまったけど、
なんとしても、この旅で一番私が楽しみにしていたうにと甘エビが
どうしても食べたかったので、「ぜんぜんお腹すいてない」と言うみんなに哀願して
近くのおすし屋さんへGO!。
うにが口の中に入ってる間は、目を瞑って耳を塞ぎ、五感をすべて味覚に集中させて
しっかりとうにと甘エビを堪能いたしました。 合掌
やることはすべてやりつくした感じ。
う~ん満足!
帰りも渋滞を避けて午後一で出発。
キャンプの後片付けの体力も、ちゃんと残して我が家に到着♪
疲れたけど、いい思い出になったな~。
渋滞を避けて朝6時半に家をでた。
増毛まで約80キロ。
8時に現地に着く。
インドアなまーさんは、海に行くことに乗り気じゃなかったからか
出発前からずーっと怒ってばかり。
しか~し、せっかくの夏休みだもん!
そんなことにはへこたれずに、水中眼鏡とシュノーケルを持って
いざ、海へ!!!
増毛は石と粒の粗い砂で、海水浴が出来る浅瀬の場所でも
水中眼鏡で海の底まで良く見ることができる。
シュノーケルをつけて少しだけ深いところで潜ってみると
海藻の周りで魚の群れが列をなして泳いでいて
まるで竜宮城に来ているみたい。
色んな形の魚がいて、触ろうと手を伸ばすと
あと少しのところで「サッ」と逃げられる。
あんまり楽しいので、私は時間を忘れてずっと海の中にいた。
水面に顔を出すと、陸地でまーさんがすごい形相で怒鳴っている。
どうやら、私が陸から離れすぎているのが気に入らなかったらしい。
彼の心配性と、私の向こう見ずな性格とは、まるで正反対。
もっとも、私の場合行き過ぎを止めてくれる人が傍にいなかったら
危険な人生を歩み、どうにかなっていたのかもしれないね。
それからは子ども達と一緒に、浅瀬で水中散歩を楽しんだ。
みんなものすごく興奮して、海の世界を思う存分堪能してた様子。
乗り気じゃなかったまーさんには申し訳ないけど、
やっぱり今年は子ども達を海に連れてきて良かった。
この夏最高のお天気に恵まれて、とても楽しい海水浴になったもんね。
そして午後からは、海水浴場から1キロ位離れた所にあるオートキャンプ場へ。
川に隣接したこのキャンプ場は、想像していた以上に清潔で快適な所だった。
(汚いキャンプはニガテなもんで・・・)
去年キャンプに行った時、300×300cmのテントで一家6人が寝るのは
少々狭くなってきていた。(子ども達が成長したからなのね)
それで今年は2~3人用の小さいテントをひとつ新調。
というわけで、ものすごい猛暑の中にもかかわらず、今回のキャンプは
テント二つとスクリーンテント、合計3つのテントを設営することになる。
子ども達は、一名を除いて戦力にならないため (その一名とは‘し‘のつく人)
ほとんど二人でやらなきゃならないから結構大変。
それから川で遊んで、バーベキューして、
お散歩がてら海に夕日を見に行って、近くの温泉にに入って・・・。
翌朝、カラスの鳴き声で5時に目が覚めちゃったんで、早々とテント撤収。
8時にはオートキャンプ場を後にした。
時間も早いので、暑寒別岳の登山口に向かってぶらりドライブ。
野営場のある登山口に着くと、私と、まーさんと、しい、の3人だけが車を降りた。
目の前にあった森の入り口を、ほんの数分だけ散策して戻ってきたら・・・なんと!!!
我が家の車が、スズメバチの大群に襲われていた!
車を襲うスズメバチを見て、びっくりして固まっている私の事には全く気付かずに
まーさんは、何も知らない様子で車に乗り込もうと、車のドアを開けて
身体の半分をシートに滑り込ませた瞬間、やっと目の前のスズメバチ集団に気が付くと
あわてて車のドアをバタンと閉めた。
続いて しい も、なぜかスズメバチには全く気付かずに、さっと車に乗った。
そして・・・、完全なる攻撃態勢のスズメバチに囲まれた車の窓が少しだけ開き、
その中からまーさんの怒鳴り声が響いた。
「こり~!早く乗れ~!!!」
って・・・ そう言われても。
どう見ても、20匹はいるスズメバチの大群が、窓ガラスをコツ、コツ猛攻撃してるのに、
その車に向かって行くってのは、いくら向こう見ずな私でもやっぱ無理ですよ。
それでも車がバックして、スズメバチの大群と一緒に私の方にに向かってきた。
そしてまた少しだけ運転席の窓が開いて、まーさんが叫ぶ。
「早く!!!乗れったらー!」
そんな事言ってもあなた、どんなに怖い声で怒鳴ったって
そこのスズメバチより怖くないってもんだよ。
「無理~!今は絶対無理~!」と私。
「じゃあどうすんだよ~!」
「走って追いかけるから、先にどんどん行って~!」
車が数十メートルほど走ると、車にまとわり付いていたスズメバチの数が減ってきた。
私はビーチサンダルを履いた足で、必死で車を追いかけて走った。
「今だ!」
走る車に飛び乗って、急いでドアを閉める。
アクション映画のスタントシーンみたい。
「はあ~危なかったね~。」
実はおかしくて笑い出しそうな私。
でも、まーさんはものすごい剣幕で怒鳴っている。
「だからこんな山の奥に入るのはやめようって言ったんだ!
俺の言う事をちゃんと聞いていれば、こんな危険な目に遭わずに済んだのに!
素人がこんな所に来たら駄目なんだからな!」
まーさんのパニックが治まるまでは、絶対に、ニコリともできないぞ。
その後もしばらくの間、まーさんの説教は続いた。
助手席で私は、神妙な顔でうつむきながら、でも心の中では
「あ~、びっくりしたけど、面白かった~。」って考えていた。
だって、思い出したら笑えちゃうよ。
もちろん何事も無かったから笑い話になるんだけどね。
気分を変えて、山の麓にある果樹園に立ち寄ってみた。
8月中旬だというのに珍しく、まださくらんぼがたわわに実っていたので
さくらんぼ狩りをさせてもらうことに。
シーズン最後という事で、6人で2000円でやらせてくれた。
ラッキー!
さくらんぼでお腹がいっぱいになってしまったけど、
なんとしても、この旅で一番私が楽しみにしていたうにと甘エビが
どうしても食べたかったので、「ぜんぜんお腹すいてない」と言うみんなに哀願して
近くのおすし屋さんへGO!。
うにが口の中に入ってる間は、目を瞑って耳を塞ぎ、五感をすべて味覚に集中させて
しっかりとうにと甘エビを堪能いたしました。 合掌
やることはすべてやりつくした感じ。
う~ん満足!
帰りも渋滞を避けて午後一で出発。
キャンプの後片付けの体力も、ちゃんと残して我が家に到着♪
疲れたけど、いい思い出になったな~。
by korizo | 2007-08-17 11:18 | いいもの見たぞ~