友はたからもの
2005年 08月 25日
小学校の時の友達「T」が一人娘を連れて、横浜から遊びにきた。
私は小学校3年生の時、クラス全員からのいじめに遭っていて
とても辛~い気持ちで学校に通っていた。
だから4年生になってクラスが変わることは、私にとって嬉しい転機だった。
クラスが変わると、それまで中心になって私をいじめてた子とも、また仲良くなった。
もともといじめに理由なんて無かったのだから、仲直りも何もない。
環境が変わった途端、それまで何事も無かったように、ただフツウに。
子どもの人間関係って不思議だよね。
そして、新しいクラスでの新たな友達づくり。
Tの記憶では、私とTが仲良しになったきっかけは、
私たち二人が同じ柄の色違いの洋服を着ていた事らしい。
「あ、おんなじ洋服だ!」
「ほんとだ!色違いだ!」
「じゃ、仲良くしよう!」みたいな?
子どもの単純さって、なんかちょっとコワイよなー。
とにかくそれ以来、Tは私の親友となった。
エレクトーンを習っていたTの家で、よく一緒にエレクトーンを弾いて遊んだっけな。
それから、どういう経緯かは覚えてないけど、
Tは私に、肩まで伸びていた長い髪を、見事にばっさりと切らせてくれた。
「ヂョキッ。」 「バサッ。」
初めての感触に快感を覚えた。
もしかすると、私が美容師の道を選んだきっかけは、この時だったのかもしれない。
翌日、私が切ったTの頭を見て 図体がでかくて頭のいいシマザキって奴がTに向かって
「貴様!ヘルメットを取れー!」とか言ってたけど、優しい性格のTは
私に一言も文句もいわず、ニコニコ笑っていた。
行動範囲が広がる6年生頃になると、二人で一緒に雪祭りとか
好きな歌手(アリス)のコンサートに行った。
谷村新司のまねをして、つばのついた帽子を目深に被り
当時流行った「チャンピオン」を二人で歌ってたっけ。
低い声で「ユァー・キング・キングス」とか言って(笑)
Tは中学に入ると間もなく、親の転勤で横浜に引っ越してしまった。
それからも、しばらくの間は文通で付き合いが続き、(Tが筆まめだったから)
後に私が東京に行くことで、また度々会うようになった。
私は美容師になり、Tはエレクトーン奏者になった。
結婚式などで伴奏したり、演奏で式を盛り上げたりする仕事。
ほかに音楽教室の先生もやっている。
Tの娘と我が家の3つ子は同い年。
丁度、今の子ども達の年の時に 私とTは友達になっわけで、
できれば自分たちだけじゃなく、お互いの子供も会わせたいと思った。
もう学校が始まっているうちの子ども達にとっては、
平日に予定を入れるのはちょっとキツイなーと思ったけど、
ちょっと無理してでも みんなで一緒に会いたかったから
子ども達の学校が終わり、私が仕事から帰ってきてから、
夕方5時半過ぎに T親子と待ち合わせをした。
集合場所は我が家の近くにある、プールとお風呂が充実のリゾート施設。
夕方6時以降は、プールとお風呂が4時間利用できるナイター割引があり、
大人千円、小学生は650円と、すごく手頃!
子連れの旅行だもの、子どもにだって楽しい思いをさせてあげたいしね。
何年かぶりでTと再会。
お互いすぐにわかった。(わかってもらえてよかった~。)
Tはいい具合にセレブな雰囲気で、美しく年を重ねている。
というか、この人どんどんきれいになるなあ・・・と思って、まじまじと見ちゃった。
一方、我が家の子ども4人対、箱入り一人娘のSちゃん。
同じ年とはいえ、初対面でいきなり仲良しになれるもんかなぁー・・・
なんて考えてたけど、そんな心配は無用であった。
目の前は流れるプール!そりゃあ子ども達はあっという間に仲良しになっちゃうよね。
慣れるより先に「わ~!」って、一緒になってプールに飛び込んで行っちゃった。
それから約3時間、私たちは途切れることなくしゃべり続けた。
喉がかれるほど。(声でかすぎ?)
気がつくと、二人とも小学校の時のテンションになっている。
忘れてた記憶が次々に甦ってきて、自分が子供の頃の感覚にどんどん引き戻っていく。
おもしろいもんだね。
ほんとにあっという間。
だけど濃密な3時間を過ごしたよ。
それにしてもTは、習い事が特技になって それを活かして仕事をするなんてすごい。
子供の頃、習い事を始める時は みんなそうなることに憧れるけど、
実際そうなることは珍しい。
彼女がそれを実現しているのは、「思ったらやる!」の行動力のせいかな?
「人に左右されずに、自分のやりたいことを 楽しんで やり続ける。」
その延長線には、必ずチャンスがいっぱい用意されていて、
”そのチャンスにしっかり飛び込んでいく行動力”さえ持っていれば、
目の前にあった道が、どんどん開かれて行くんだよね。
そんな生き方をしている友達がいると、向かう道が違っていても影響を受ける。
「私も頑張ろう!」という気持ちが湧き出てくる。
私の友達には、そうゆう人達がたくさんいてくれるから、
だから私は、こんなにだらしない奴なんだけど
「まだまだ前を向いて頑張ろう!」という気持ちになれるのかもなぁ。
友は宝さ。
友達は、私にとって本当に大事。
お金も、社会的地位も、何も持ってないけど、
沢山のいい友達に恵まれて、(あ、子どももね。)
だから私の人生はとても幸せだなーと思う。
私とお友達でいてくれて、ありがとう。
これからもよろしくしあおう!
私は小学校3年生の時、クラス全員からのいじめに遭っていて
とても辛~い気持ちで学校に通っていた。
だから4年生になってクラスが変わることは、私にとって嬉しい転機だった。
クラスが変わると、それまで中心になって私をいじめてた子とも、また仲良くなった。
もともといじめに理由なんて無かったのだから、仲直りも何もない。
環境が変わった途端、それまで何事も無かったように、ただフツウに。
子どもの人間関係って不思議だよね。
そして、新しいクラスでの新たな友達づくり。
Tの記憶では、私とTが仲良しになったきっかけは、
私たち二人が同じ柄の色違いの洋服を着ていた事らしい。
「あ、おんなじ洋服だ!」
「ほんとだ!色違いだ!」
「じゃ、仲良くしよう!」みたいな?
子どもの単純さって、なんかちょっとコワイよなー。
とにかくそれ以来、Tは私の親友となった。
エレクトーンを習っていたTの家で、よく一緒にエレクトーンを弾いて遊んだっけな。
それから、どういう経緯かは覚えてないけど、
Tは私に、肩まで伸びていた長い髪を、見事にばっさりと切らせてくれた。
「ヂョキッ。」 「バサッ。」
初めての感触に快感を覚えた。
もしかすると、私が美容師の道を選んだきっかけは、この時だったのかもしれない。
翌日、私が切ったTの頭を見て 図体がでかくて頭のいいシマザキって奴がTに向かって
「貴様!ヘルメットを取れー!」とか言ってたけど、優しい性格のTは
私に一言も文句もいわず、ニコニコ笑っていた。
行動範囲が広がる6年生頃になると、二人で一緒に雪祭りとか
好きな歌手(アリス)のコンサートに行った。
谷村新司のまねをして、つばのついた帽子を目深に被り
当時流行った「チャンピオン」を二人で歌ってたっけ。
低い声で「ユァー・キング・キングス」とか言って(笑)
Tは中学に入ると間もなく、親の転勤で横浜に引っ越してしまった。
それからも、しばらくの間は文通で付き合いが続き、(Tが筆まめだったから)
後に私が東京に行くことで、また度々会うようになった。
私は美容師になり、Tはエレクトーン奏者になった。
結婚式などで伴奏したり、演奏で式を盛り上げたりする仕事。
ほかに音楽教室の先生もやっている。
Tの娘と我が家の3つ子は同い年。
丁度、今の子ども達の年の時に 私とTは友達になっわけで、
できれば自分たちだけじゃなく、お互いの子供も会わせたいと思った。
もう学校が始まっているうちの子ども達にとっては、
平日に予定を入れるのはちょっとキツイなーと思ったけど、
ちょっと無理してでも みんなで一緒に会いたかったから
子ども達の学校が終わり、私が仕事から帰ってきてから、
夕方5時半過ぎに T親子と待ち合わせをした。
集合場所は我が家の近くにある、プールとお風呂が充実のリゾート施設。
夕方6時以降は、プールとお風呂が4時間利用できるナイター割引があり、
大人千円、小学生は650円と、すごく手頃!
子連れの旅行だもの、子どもにだって楽しい思いをさせてあげたいしね。
何年かぶりでTと再会。
お互いすぐにわかった。(わかってもらえてよかった~。)
Tはいい具合にセレブな雰囲気で、美しく年を重ねている。
というか、この人どんどんきれいになるなあ・・・と思って、まじまじと見ちゃった。
一方、我が家の子ども4人対、箱入り一人娘のSちゃん。
同じ年とはいえ、初対面でいきなり仲良しになれるもんかなぁー・・・
なんて考えてたけど、そんな心配は無用であった。
目の前は流れるプール!そりゃあ子ども達はあっという間に仲良しになっちゃうよね。
慣れるより先に「わ~!」って、一緒になってプールに飛び込んで行っちゃった。
それから約3時間、私たちは途切れることなくしゃべり続けた。
喉がかれるほど。(声でかすぎ?)
気がつくと、二人とも小学校の時のテンションになっている。
忘れてた記憶が次々に甦ってきて、自分が子供の頃の感覚にどんどん引き戻っていく。
おもしろいもんだね。
ほんとにあっという間。
だけど濃密な3時間を過ごしたよ。
それにしてもTは、習い事が特技になって それを活かして仕事をするなんてすごい。
子供の頃、習い事を始める時は みんなそうなることに憧れるけど、
実際そうなることは珍しい。
彼女がそれを実現しているのは、「思ったらやる!」の行動力のせいかな?
「人に左右されずに、自分のやりたいことを 楽しんで やり続ける。」
その延長線には、必ずチャンスがいっぱい用意されていて、
”そのチャンスにしっかり飛び込んでいく行動力”さえ持っていれば、
目の前にあった道が、どんどん開かれて行くんだよね。
そんな生き方をしている友達がいると、向かう道が違っていても影響を受ける。
「私も頑張ろう!」という気持ちが湧き出てくる。
私の友達には、そうゆう人達がたくさんいてくれるから、
だから私は、こんなにだらしない奴なんだけど
「まだまだ前を向いて頑張ろう!」という気持ちになれるのかもなぁ。
友は宝さ。
友達は、私にとって本当に大事。
お金も、社会的地位も、何も持ってないけど、
沢山のいい友達に恵まれて、(あ、子どももね。)
だから私の人生はとても幸せだなーと思う。
私とお友達でいてくれて、ありがとう。
これからもよろしくしあおう!
by korizo | 2005-08-25 10:53 | ココロの叫び